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外壁塗装における下地処理の役割とは|具体的な工程について解説

「外壁塗装の見積書に下地処理って書いてあるけど、これって一体何?」
「下地処理って本当に必要?手抜きされないか不安…」

そんな疑問や不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

外壁塗装における下地処理は、塗膜の寿命や仕上がりの品質を左右する極めて重要な工程であり、手を抜かれると塗装がすぐに剥がれたり、外壁の劣化が進んでしまうリスクがあります。

本記事では、外壁塗装における下地処理とは何か、その役割や重要性、処理を怠った場合のリスク、そして実際に行われる工程について、初心者にもわかりやすく詳しく解説していきます。

八幡建装は、千葉県、東京都全域で外壁塗装工事も行っており、無料で相談も承っています。

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そもそも外壁塗装における下地処理とはどんな作業なのか?

外壁塗装における下地処理とは、塗料を塗る前の準備工程のことです。外壁の状態を整える作業を指します。

ここからは、以下2つについて深掘りしていきます。

  • 外壁塗装における下地処理の役割
  • 外壁塗装における下地処理の重要性

ぜひ参考にしてください。

外壁塗装における下地処理の役割

下地処理の主な役割は、外壁表面の状態を均一かつ健全に整え、塗料がしっかりと密着できる状態を作ることです。

外壁は見えない部分にもヒビや汚れ、カビなどが発生しており、それらを放置したまま塗装しても塗料がうまく機能しません。

下地処理はそれらの異物を取り除き、表面を滑らかにし、必要な補修を加えることで、塗膜の耐久性と美しさを保ちます。

また、下地の劣化を放置せず早期に対応することで、建物自体の寿命を延ばすことにもつながるのです。

外壁塗装における下地処理の重要性

下地処理を軽視した場合、たとえ高性能な塗料を使用しても、その効果を十分に発揮できません。

塗装は外壁の保護機能を高めるために行われますが、下地が不安定だと塗膜が浮いたり剥がれたりして、短期間でやり直しが必要になります。

逆に言えば、しっかりとした下地処理が行われていれば、塗料の持ちが飛躍的に良くなり、メンテナンス周期を延ばせる可能性が高まります。

つまり、外壁塗装の品質と費用対効果を大きく左右する鍵を握っているのが、この下地処理なのです。

外壁塗装における下地処理をしないとどうなる?

外壁塗装における下地処理をしないと以下のようなリスクが発生します。

  • 塗膜がすぐ剥がれる
  • 雨漏りや外壁内部の劣化につながる
  • 仕上がりにムラが出る

詳しく解説します。

塗膜がすぐ剥がれる

外壁の表面に汚れや古い塗膜、サビなどが残っている状態で塗装を行うと、新しく塗った塗膜が外壁に密着できず、短期間で剥がれてしまいます。

塗膜が剥がれると見た目が悪くなるだけでなく、塗装の保護効果も失われます。結果、外壁が雨風に直接さらされ、劣化が早まる原因となるのです。

せっかくの塗装が数年でダメになってしまえば、再塗装の費用もかかり、かえって高くつくことになります。

雨漏りや外壁内部の劣化につながる

下地にヒビやクラックがある状態で塗装をしても、それを覆い隠すことはできても、補修されていなければ雨水はそこから侵入します。

雨水が内部に浸入すると、断熱材や木材が腐食し、建物全体の寿命を縮める恐れがあります。

見た目だけでなく、構造的な安全性に関わる深刻な問題へと発展する可能性があるため、下地処理は見過ごせない工程なのです。

仕上がりにムラが出る

外壁の表面が不均一なまま塗装をすると、塗料がきれいにのらず、色ムラや凹凸が目立つ仕上がりになります。

特に明るい色や艶のある塗料を使う場合、下地の状態が見た目に大きく影響するのです。

また、補修されていないひび割れや穴は、仕上がった直後はわからなくても、時間が経つにつれて表面に浮き出てくることがあります。

美観を保つためにも、下地処理は欠かせない工程です。

外壁塗装の下地処理に含まれる具体的な工程とは?

外壁塗装の下地処理に含まれる具体的な工程は、以下の通りです。

  • 高圧洗浄
  • クラック補修(ひび割れの補修)
  • ケレン作業(旧塗膜やサビの除去)
  • パテ埋めや下塗り材の塗布

詳しく解説します。

高圧洗浄

外壁に付着した汚れ、カビ、コケ、ホコリなどを水圧で一気に洗い流す工程です。目に見えない汚れが残っていると、塗料がうまく密着せず、塗膜の剥がれや膨れの原因になります。

高圧洗浄には専用の機械を使い、表面だけでなく目地や細部に入り込んだ汚れまで徹底的に除去します。

この作業は下地処理の第一歩であり、他の補修作業を行う前提として重要なのです。

クラック補修(ひび割れの補修)

外壁にできたひび割れ(クラック)は、放置すると雨水の侵入や劣化の原因です。

クラック補修では、ひびの大きさや深さに応じて、シーリング材や補修用のパテを使って隙間をしっかり埋めます。

この補修が不十分だと、塗装後に再びひびが目立ってくる場合があり、美観も耐久性も損なわれます。補修材が定着するように、表面を整える作業も丁寧に行われます。

ケレン作業(旧塗膜やサビの除去)

ケレンとは、外壁の表面にある古い塗膜やサビ、粉化した部分を削り落とす作業です。

これを怠ると、新しく塗った塗料がしっかりと定着せず、すぐに剥がれてしまうリスクが高くなります。

サビが出ている金属部分などには特に重要な工程で、金属ブラシや電動工具などを使って、しっかりと表面を整えます。

見えない部分まで丁寧に処理することで、塗装の耐久性が大きく向上するでしょう。

パテ埋めや下塗り材の塗布

下地の凹凸や小さな穴を埋めて平滑にするために、パテ埋めが行われます。

その後、塗料の密着性を高めるためにプライマーやシーラーなどの下塗り材を塗布します。

下塗り材は上塗り塗料との接着を助ける役割があり、仕上がりの均一さと耐久性を高めます。

これらの工程は一見地味ですが、塗装全体の品質に大きく影響するため、重要な作業です。

外壁塗装における下地処理の費用相場

一般的な戸建て住宅(外壁面積150〜180㎡)における下地処理の合計費用は、5万〜15万円程度が相場です。

下地処理の方法別に目安の相場が異なります。

  • 高圧洗浄:1㎡あたり100〜300円程度
  • クラック補修(ひび割れ補修):1箇所あたり1,000〜5,000円程度
  • ケレン作業(旧塗膜・サビ落とし):1㎡あたり300〜500円程度
  • パテ埋めや下塗り材の塗布:1㎡あたり500〜1,200円程度

劣化の程度が重度で補修箇所が多い場合には、20万円以上かかるケースもあります。ただし、あくまで目安の費用相場なので詳しくは業者へ見積もりを依頼しましょう。

まとめ|下地処理を知ることで、納得のいく外壁塗装を実現しよう

外壁塗装の品質を左右する下地処理は、見た目では判断しづらい分、理解が難しい部分かもしれません。

しかし、下地処理は塗装の持ちや仕上がりを大きく左右する非常に重要な工程です。

手抜き工事を避け、信頼できる業者に依頼するためにも、下地処理の基本を知っておくことは大切です。

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