外壁塗装のトラブルを未然に防ぐ5つの方法|対処法まで徹底解説

外壁塗装を検討している方にとって、施工の品質や費用面の不安はつきものです。
しかし、事前の情報不足や業者選びのミスによって、思わぬトラブルに巻き込まれるケースが少なくありません。
そこで本記事では、外壁塗装のトラブルを未然に防ぐ方法をご紹介します。
八幡建装は、千葉県、東京都全域で外壁塗装工事も行っており、無料で相談も承っています。
中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべて外壁塗装工事にかかる費用となるため、ぜひ一度相談してみてください。
外壁塗装でよくあるトラブル事例

外壁塗装でよくあるトラブル事例は、主に以下の通りです。
- 契約内容の認識に相違がある
- 完成のイメージと実際の仕上がりが異なる
- 完了後すぐに塗装面が剥がれてしまう
- 壁や車などが傷つく
- 近隣住民からクレームが来る
詳しく解説します。
契約内容の認識に相違がある
外壁塗装において、艶の使い方が適切でない場合、仕上がりに大きな影響を与えることがあります。
塗料には艶あり、艶なし、艶消しなどさまざまな種類があり、それぞれの特徴や効果が異なります。
例えば、艶ありの塗料は光沢が強調され、美しい仕上がりになる一方、汚れが目立ちやすく、手入れが大変になることもあるでしょう。
一方、艶消しや艶なしの塗料は、汚れが目立ちにくいという利点があるものの、艶ありのような華やかな仕上がりが求められる場所には向かない場合があります。
住宅のデザインや立地環境、住まい手の希望に応じて適切な艶を選択しないことです。
塗料の種類や色、工期や費用などはしっかりと確認しておきましょう。
完成のイメージと実際の仕上がりが異なる
外壁塗装を依頼する際に、完成後のイメージと実際の仕上がりに差が生じることがよくあります。
このトラブルは、施工前に見積もりや提案で示された仕上がりイメージと、実際の塗装後の色味や質感が異なるからです。
このトラブルが起こる主な原因は、塗装面の環境による影響です。外壁は日光や雨風にさらされるため、塗料の発色が屋内での見本と異なることがあります。
また、周囲の建物や景観、さらには天候や時間帯によっても、色合いや艶感が変化することがあります。
さらに、塗装を行う業者が施工中に十分なチェックを行わず、最初に決めた色合いを忠実に再現できなかった場合にも、このようなトラブルは発生しやすくなるでしょう。
塗装工事には高額のお金が発生するため、入念な打ち合わせをしておきましょう。
完了後すぐに塗装面が剥がれてしまう
外壁塗装を完了した後、すぐに塗装面が剥がれてしまう原因は、塗装前の下地処理の不十分さや塗料の品質、施工方法の誤りが挙げられます。
特に塗装を行う前に十分な下地処理がされていないと、塗料が壁面にしっかりと定着せず、時間が経つにつれて剥がれやすくなります。
例えば、外壁の汚れやほこりが取りきれていなかったり、湿気が残ったままで塗装が施されると、塗料と外壁がうまく接着できず、剥がれが生じるでしょう。
また、使用する塗料が適切でない場合も、この問題を引き起こします。
外壁用の塗料には耐久性が求められますが、質の悪い塗料や、特定の気候条件に適さない塗料を選んでしまうと、短期間で剥がれることがあります。
壁や車などが傷つく
外壁塗装を行う際に、壁や車などが傷ついてしまうというトラブルは意外とよく発生します。これは主に、塗装作業中の管理不足や施工環境によって引き起こされるものです。
例えば、塗料を塗布するために脚立や足場を使用する際、注意が足りないと外壁や隣接する建物にぶつかって傷をつけてしまうことがあります。
また、塗装時に使う工具や機材が不適切に扱われると、偶然周囲に傷をつけることもあるでしょう。
近隣住民からクレームが来る
外壁塗装を行う際に、近隣住民からクレームが来ることは珍しくありません。このようなトラブルの多くは、作業音や作業時間、さらには塗料の飛散などが原因で発生します。
特に塗装作業に使用する機器は音が大きく、作業時間が長引くことがあるため、近隣住民にとっては騒音や不快感の原因となることがあります。
特に午前中や夕方など、静かな時間帯に作業が行われると、住民からの不満が高まりやすいです。
外壁塗装で未然にトラブルを防ぐ方法

外壁塗装で未然にトラブルを防ぐ方法は、主に以下の通りです。
- 契約内容を記録しておき口頭での約束をしない
- 実際に塗った様子を確認する
- 塗装の工程を詳細に報告してもらうようにする
- 養生をしてもらう
- 工事前後に近隣住民へ挨拶に行く
詳しく解説します。
契約内容を記録しておき口頭での約束をしない
外壁塗装の際にトラブルを未然に防ぐためには、契約内容をしっかりと記録し、口頭での約束を避けることです。
業者とのやり取りで口頭で約束したことが後にトラブルに発展することはよくあります。
口約束では証拠が残らないため、後で内容に誤解や食い違いが生じた際に立証が難しくなります。
そのため、契約内容は必ず文書で交わし、必要な場合は詳細を盛り込んだ見積書や契約書を交わすことが大切です。
契約書の内容は、保証期間や塗料の種類、施工期間の3つは必ず確認してください。
実際に塗った様子を確認する
塗装が始まる前に、塗料や作業手順について十分に確認することも大切ですが、実際に様子を確認しに行くことも重要です。
実際に作業が進んでいく中で、どのように塗装が進んでいるかを確認することによって、仕上がりに対する不安を解消し、万が一の問題を早期に発見できます。
特に注意すべきは、塗料の色や艶の仕上がりです。塗装後に「思っていた色と違う」「艶が足りない」などの不満が出ることが多いため、作業の途中で確認を入れることが大切です。
実際に壁に塗られた様子を見て、色合いや仕上がり具合が希望通りかどうか、また均一に塗られているかどうかをチェックしましょう。
塗装の工程を詳細に報告してもらうようにする
外壁塗装でトラブルを未然に防ぐには、塗装業者に作業工程を詳細に報告してもらう仕組みを整えることが重要です。
特に外壁塗装は一般的に専門知識を必要とするため、素人の人からしたら作業の過程が見えにくい部分が多いです。
塗装作業の進行状況を写真や動画で記録し、日々の報告として受け取ることを依頼し、作業が契約内容通りに進められているかを確認することが必要となります。
作業現場を直接見ても素人だとわかりづらいため、各工程の写真を送ってもらうことが重要です。
養生をしてもらう
養生とは、塗装対象以外の部分をビニールシートやテープなどで保護し、塗料が飛び散ることによる汚れや傷を防ぐ作業です。
この工程が不十分だと、仕上がり後に不要な清掃が必要になったり、修復が難しい損傷が発生したりする可能性があります。
養生は、塗装箇所の周囲にある窓ガラスやサッシ、玄関ドア、エアコンの室外機、植木やフェンスなど、多岐にわたる部分を対象とします。
例えば、窓やサッシに塗料が付着すると、きれいに拭き取るのが難しく、見た目だけでなく機能面にも支障をきたす可能性があるでしょう。
養生をしてもらうようにし、ビニールシートやテープがしっかりと固定されているか確認しましょう。
工事前後に近隣住民へ挨拶に行く
外壁塗装は、作業中に騒音や塗料のにおい、足場の設置による景観の変化など、近隣住民に少なからず影響を及ぼす可能性があります。
近隣住民が工事の実施を知らないまま突然大きな音が聞こえたり、作業員が出入りしたりすると、不安や不快感を抱かれることがあるでしょう。
そのため、工事が始まる前に近隣の方々に訪問し、工事の目的や期間、発生し得る影響について丁寧に説明することが大切です。
たとえば、「〇月〇日から外壁塗装工事を行います。期間中、塗料のにおいや作業音が発生することがありますが、ご迷惑をおかけしないよう注意します」といった具体的な内容を伝えると良いでしょう。
万が一外壁塗装でトラブルが起きた場合の対処法

未然にトラブルを防ぐ方法を試したとしても、トラブルが起こらない保証はありません。もし外壁塗装でトラブルが起きた場合は、主に以下2つの対処法を試しましょう。
- 業者に相談して解決策を話し合う
- トラブル専門の窓口に相談する
詳しく解説します。
業者に相談して解決策を話し合う
外壁塗装においてトラブルが発生した場合、まず冷静に状況を確認した上で、施工業者に相談し解決策を話し合うことが効果的です。
トラブルが起きた際には感情的にならず、事実関係を整理しながら対応することが重要です。
例えば、塗装の仕上がりが依頼内容と異なる場合や塗装面が剥がれてきた場合、まずは契約書や施工内容を確認して、業者に相談する準備を行います。
その際に重要なのは、問題点を具体的に記録し、写真を撮影して状況を明確にすることです。
こうした記録があることで、業者に問題を的確に伝えやすくなり、解決までのプロセスをスムーズに進めることができるでしょう。
トラブル専門の窓口に相談する
外壁塗装でトラブルが発生し、自分だけでは解決が難しい場合には、トラブル専門の窓口へ相談するのも1つの方法です。
たとえば、消費生活センターや地方自治体が設置している相談窓口は、外壁塗装に関連するトラブルに対応するための一般的な窓口として広く利用されています。
これらの窓口では、トラブルの内容を詳しく聞き取り、解決に向けた具体的な方法や注意点を提案してくれます。
業者との交渉方法や契約内容の確認ポイントなど、消費者が適切に行動するための助言を受けられるため、冷静かつ効果的に問題に対処することが可能です。
外壁塗装のトラブルを未然に防ごう

外壁塗装は、トラブル事例が何件かあり、工事する際は注意が必要です。
あらかじめトラブルを防げるように、業者と細かく作業内容をつめたり、近隣住民に挨拶したりなど、対策を打つようにしましょう。
八幡建装は、千葉県、東京都全域で外壁塗装工事も行っており、無料で相談も承っています。
中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべて外壁塗装工事にかかる費用となるため、ぜひ一度相談してみてください。