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外壁のひび割れ原因と補修方法|自分で行う手順や業者へ依頼する際の費用相場を解説

「外壁のひび割れ補修はどうやって直す?」
「外壁のひび割れ補修の手順は?」

上記のような疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか?

外壁のひび割れは、外壁材の種類やひび割れが起きた場所などによって、補修方法がさまざまです。

補修を行う前に、まずは原因を追求してから適切な対初歩を行う必要があるでしょう。

そこで本記事では、外壁のひび割れ原因と補修方法、手順や費用相場などを解説します。

外壁にひび割れが発生してしまい、補修方法に頭を悩ませている方は、ぜひ最後までご一読ください。

八幡建装は、市川市にある総合リフォーム会社であり、市川市を中心に、船橋市や浦安市などで活動しています。

中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべてリフォームにかかる費用となるため、コスパ良く外壁塗装工事を実現することが可能です。

市川市や船橋市、浦安市で外壁塗装の工事を頼みたい方やコストを抑えた外壁塗装工事をしてもらいたい方などは、ぜひ以下からご相談ください。

外壁のひび割れを補修する前に原因を理解する

外壁がひび割れを起こしてしまった場合、まずはなぜひび割れが起きてしまったのかを把握する必要があります。

ひび割れの原因が理解できれば、適切な対処ができるようになるでしょう。

本項では、外壁のひび割れの原因についてご紹介します。

  • ヘアクラック
  • 構造クラック
  • 乾燥クラック
  • コーキング材によるひび割れ
  • 外壁塗装の施工不良によるひび割れ

詳しく解説します。

ヘアクラック

ヘアクラックとは、外壁表面に細かいひび割れが生じる現象です。

幅0.3mm以下の塗膜にひび割れが起きてしまい、気温や湿度により外壁材が膨張と収縮を繰り返します。

塗布してすぐであれば、柔軟性を保つことはできますが、築年数が経つにつれて硬化、膨張と収縮に耐えることができなくなってしまい、ひび割れが発生してしまうのです。

仮にヘアクラックを放置しておくと、ひび割れ部分から雨水が入り込んでしまい、内部を腐食させてしまう恐れがあります。

悪化しやすい状況を少しでも早く回避するため、シーリング材を使って穴埋めしたり、弾性系塗料で対応したりすると良いでしょう。

構造クラック

構造クラックは、外壁の材質や建物の構造などが原因によって引き起こされるクラックです。

0.3mm幅以上のひび割れがこれに該当し、放置しておくと基礎の強度が落ちてしまいます。

そうすると、安定性や耐久性に大きな不安をもたらすことになり、早急な補修が必須となります。

主な発生原因は、以下の通りです。

  • 圧力や荷重、地震などの外部的要因
  • 設計上の問題や施工の不備

0.3mm幅以上のひび割れを直すのであれば、シーリング材を活用したり下塗りに微弾性フィラーを使用したりして、早急に対処しましょう。

乾燥クラック

乾燥クラックは、外壁の材質や気象条件によって引き起こされる現象であり、主にモルタルやコンクリートの外壁材にみられるひび割れです。

特に面積の大きい壁面で起こる現象と言われており、ひび割れ幅は狭い傾向があります。

外壁が完全に乾燥すれば、クラックは広がることはありません。

ただし、放置しておくと水分が浸透して割れ目が広がる可能性があるため、モルタルが乾燥してクラックが収まった状態で、塗り直しすることが必要です。

コーキング材によるひび割れ

外壁のひび割れの原因の一つとして、コーキング材によるひび割れが存在します。

コーキング材は外壁や窓枠のシーリングに使用され、気温の変化や経年劣化により劣化しやすい性質があります。

この劣化がひび割れの原因となり、外壁に水や湿気が浸入し、建物の損傷を引き起こすことがあるのです。

また、外壁に使われたコーキング材が割れると、外部からの湿気や汚れが建物内に入り込み、外壁の劣化やカビの発生を促進させてしまいます。

そのため、外壁のひび割れを防ぐためには、コーキング材の定期的な点検とメンテナンスが不可欠です。

外壁塗装の施工不良によるひび割れ

外壁のひび割れが起きてしまった場合、外壁塗装の施工不良も原因の1つです。

外壁塗装は、建物の外壁を保護し、美観を保つために行われる重要な作業ですが、施工不良があると、外壁にひび割れが生じる原因となります。

施工不良には、塗料の不均一な塗布や不適切な下地処理、塗装の乾燥不足などが含まれます。

例えば、下地処理が不十分だと、塗料が外壁に密着せず、劣化やひび割れの原因となります。

このように、外壁塗装を行った際に、しっかりと乾ききっていないのに次の塗装工程にうつろう施とすると、ひび割れが発生してしまうのです。

外壁のひび割れの補修方法

外壁のひび割れの補修方法は、主に以下の通りです。

  • セメント粉を塗布
  • コーキング剤の充填

業者も自分で対応する際も基本的に補修方法に大きな差はありません。

以下2つの内容をぜひ参考にしてみてください。

セメント粉を塗布

外壁のひび割れを補修する方法の1つとして、セメント粉を塗布する方法があります。

セメントは耐候性に優れ、外部の要因から外壁を守ることが可能です。

チョーク式とスプレー式の2種類があり、どちらもひび割れの部分に防水剤をしみこませてから使います。

チョーク式の場合、補修箇所に直接塗り込みます。ひび割れの部分のみに当てることができるため、無駄なく使えるのがメリットです。

ただし、力を加えないとセメントがつかないため、注意が必要です。

一方、スプレー式の場合は、補修箇所にスプレーを吹きかけるだけで、セメントをつけることができます。

大きな力を加えなくてもしっかりと塗れるため、気軽に補修できます。

しかし、噴射したセメント粉が周りにかかってしまう恐れがあるため、使う際は養生を活用するといった工夫をすることが大切です。

コーキング剤の充填

コーキング剤は、柔軟で耐候性があり、外壁のひび割れを埋めるのに適した材料です。

ひび割れにコーキング剤を充填することで、外部からの水や空気の侵入を防ぎ、建物の保護と美観の回復が期待できます。

コーキング剤を使ったひび割れの補修は、まずひび割れを清掃し、表面を乾燥させます。

その後、コーキング剤をチューブから取り出し、ひび割れに均等に充填します。コーキング剤が乾燥すると、ひび割れは埋まり、外壁は補修されます。

必要に応じて、余分なコーキング剤を切り取ることで、仕上げをきれいにします。なお、コーキング材で外壁のひび割れ補修を行う際は、風の少ない晴れた日を選択しましょう。

外壁のひび割れ補修を自分で(DIY)行う手順とは

外壁のひび割れ補修には、ある程度まとまったお金がかかるため、中には自分で対応することを検討している方もいるでしょう。

本項では、外壁のひび割れ補修を自分で行う手順を以下2つの工法ごとにご紹介します。

  • シール充填工法
  • Uカットシール工法

詳しく解説します。

シール充填工法

シール充填工法は、クラックの幅が0.2mm以下のひび割れに特殊なシール材を充填する方法です。

このシール材は、柔軟性があり、耐候性に優れています。ひび割れにシール材を充填することで、ひび割れを埋め、外部からの水や空気の侵入をぐことが可能です。

また、シール材は外壁と同じ色に調合できるため、美観の回復にも寄与します。

シール充填工法の手順は、以下の通りです。

  1. シーリング材を補填する
  2. 塗装する

詳しく解説します。

シーリング材を補填する

シーリング材は、柔軟性があり、耐候性に優れた材料で、ひび割れに対する優れた密着性を持っています。

ひび割れにシーリング材を補填することで、ひび割れを埋め、外部からの水や空気の侵入を防ぐことが可能です。

まずは、クラック部分に、シーリング材を充填して埋めるところから始めます。ペースト状で弾力性があり、住宅のひび割れや隙間を埋めるには持ってこいの素材です。

塗装する

塗装は、ひび割れを補修した外壁を保護し、美観を回復させる重要なステップです。

シーリング材の充填が完了したら、外観を整えるために塗装を行います。外壁の色やデザインに合わせて塗料を選び、美しい仕上がりを目指します。

塗装が完了したら、十分に乾燥させ、必要に応じて仕上げ作業が必要です。

Uカットシール工法

Uカットシール工法とは、幅0.3mm以上のクラック幅がある場合に使われる工法です。

シール充填工法と同様、柔軟性があり耐候性に優れているといった特徴があります。

クラック幅が広い場合に使われるため、再発しないためにも早急に補修箇所を整えなければなりません。

Uカットシール工法の手順は、以下の通りです。

  1. クラック部分をU字に切る
  2. プライマーを塗布する
  3. シーリング材を補填する
  4. 塗装する

詳しく解説します。

クラック部分をU字に切る

まずは、電動カッターを使用し、ひび割れ箇所に合うようにクラック部分をU字にカットします。

カットした部分を刷毛で丁寧に掃除します。

U字に切ることで、シール材がクラック内部にしっかりと入り込み、ひび割れの広がりを止めることが可能です。

この手法により、ひび割れ部分の強度が向上し、補修が長持ちすることが保証されます。

プライマーを塗布する

クラック部分をU字に切ったあとは、プライマーを塗布します。

プライマーを塗布する理由は、ひび割れ部分の表面を特別な準備工程で整え、シール材がしっかりと付着し、密着するためです。

プライマーは、ひび割れ部分に均一に塗布され、表面の汚れや古い材料を取り除く役割も果たします。

これにより、補修がより効果的に行えるのです。

シーリング材を補填する

プライマーの塗布が完了したら、シーリング材を補填する作業に移ります。

クラック部分に、シーリング材を充填して、再発しないようにします。

ひび割れの内部にシーリング材を詰めることで、外部からの水や空気の浸入を防ぐことができ、ひび割れの拡大を防ぐことが可能です。

シーリング材は柔軟性があり、ひび割れに密着し、建物の耐久性を向上させます。

塗装する

シーリング材の補填が完了したら、最後に外観を整えるために外壁塗装をします。

塗装は外壁を美しく仕上げ、ひび割れを保護する役割を果たします。

補修箇所が広いと、外壁全体を塗り直すこともあるでしょう。

外壁のひび割れ補修を業者に依頼する場合の費用相場

外壁のひび割れ補修は、自分で行うと手間や労力がかかるため、業者に依頼することを検討している方もいるでしょう。

業者に依頼すると、当然ながら自分で対応するよりも費用がかかります。

一般的に、クラック補修をする場合にかかる費用は、1か所あたり1〜10万円が相場と言われています。

ただし、あくまで目安となるため、あまりにもひび割れの状態が酷かった場合は、10万円以上かかることもあるでしょう。

なお、足場を組み立てる必要のある高所での作業の場合は、プラスで足場の設置費用もかかるため、注意が必要です。

外壁のひび割れ補修にかかる費用を抑えるコツ

先述した通り、費用相場は1か所あたり1〜10万円と言われていますが、外壁塗装やサイディングの重ね張りなど、全体を補修するのであれば、数百万円かかることもあります。

そうなってしまうと、なかなか手が出せないという方も出てくるかもしれません。

本項では、そういった方々に向けて、外壁のひび割れ補修にかかる費用を抑えるコツを4つご紹介します。

  • 火災保険の適用
  • 自社施工をしている業者へ依頼
  • 複数社から見積もりを獲得
  • 補助金・助成金の活用

詳しく解説します。

火災保険の適用

外壁のひび割れ補修を行う場合、火災保険が適用できることもあります。

「火災保険で外壁補修なんてできる?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、豪雨や台風、地震などの自然災害によって外壁が傷ついた場合は、火災保険の適用が可能です。

うまく火災保険を活用することができれば、建物に発生した被害による補修費用の一部を負担してくれます。

ただし、必ずしも適用できるわけではなく、審査を行った上で通過したものだけが利用できます。たとえ審査に通過したとしても、受給までに時間がかかる可能性もあるでしょう。

審査基準や受給できる保険金額は、保険会社や加入商品によって異なるため、詳しくは保険会社に連絡してみるのがおすすめです。

自社施工をしている業者へ依頼

外壁のひび割れ補修にかかる費用を抑えるコツの1つは、自社施工をしている業者に依頼することです。

一般的に、大手ハウスメーカーや工務店などは、修理や補修作業を下請けの業者に任せていることが多い傾向にあります。

一方、自社施工を行う業者に依頼する理由は、中間業者を介さないため、コストが削減されます。

中間業者が入ると、その分費用が増えてしまうことがあるため、中間業者を介さない自社施工業者は直接作業を行う分、補修費用を節約することが可能です。

少しでも費用を抑えたい場合は、自社施工をしている業者を複数社ピックアップし、見積もりを取るようにしましょう。

複数社から見積もりを獲得

複数社から見積もりを取得する理由は、競争を促し、価格を競わせることで費用を削減することができるからです。

当然ながら、施工業者はどこも自社に依頼してもらいたいという思いがあります。

複数社から見積もりをとっていることを伝えて交渉することで、価格競争心理が生まれやすく、値引きしてくれることもあるでしょう。

また、異なる業者から提供される見積もりには、材料の品質や施工内容の違いが示されるため、適切な業者を選ぶ際の判断材料となるのも、嬉しいポイントです。

適切な費用相場もわかるようになるため、業者へ施工依頼する際は、3社くらいから見積もりを取るようにしましょう。

補助金・助成金の活用

外壁のひび割れ補修にかかる費用を抑えるための方法として、補助金・助成金の活用もおすすめします。

補助金や助成金を活用する理由は、補修工事が大きな費用を必要とする場合、財政的に助けになるからです。

これらの制度は、自治体や国の政府機関などから提供されることがあり、外壁のひび割れ補修に対しても適用されるケースもあります。

自治体によって補助金が受けられる条件や金額などは異なるため、詳しくは居住地域の公式サイトを確認し、必要に応じて問い合わせてみましょう。

外壁のひび割れ補修は八幡建装へご相談を!

本記事では、外壁のひび割れ原因と補修方法、手順や費用相場などを解説しました。

外壁のひび割れ補修を行う前に、なぜひびが割れてしまったのかを確認し、その上で対処する必要があります。

そうすることで、適切な対処ができるようになるでしょう。自分で対応することもできますが、品質面に不安が残るため、可能であれば業者に依頼するのをおすすめします。

八幡建装は、市川市にある総合リフォーム会社であり、市川市を中心に、船橋市や浦安市などで活動しています。

中間マージン費用がなく、お客様がお支払いする費用がすべてリフォームにかかる費用となるため、コスパ良く外壁塗装工事を実現することが可能です。

市川市や船橋市、浦安市で外壁塗装の工事を頼みたい方やコストを抑えた外壁塗装工事をしてもらいたい方などは、ぜひ以下からご相談ください。

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